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道のり長し….でした。ようやくご紹介できます^^

鹿屋市にある、放牧黒豚の生産・販売を行っております、三清屋様の
ブランドロゴ・全体パッケージデザイン・コンセプトリーフレット・
新商品パッケージ・新商品用レシピ栞担当させて頂きました。
ご紹介内容が多いので、今回はBlog記事を2つに分けて
新商品類は別の記事にてご紹介させて頂きます。

この案件は昨年の春にお話があり、5月末からスタートした案件。
ホントのつい最近2月初旬ぐらいまで印刷発注行っておりました。
できたてホヤホヤでございます(笑)

デザインは徳留ですが、ネーミングとコンセプトリーフレットの文章は
前田真理さんに入って頂いております。

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全体ブランディングからの作業でしたので、
詳しい聞きとりを何度かと現場視察とで、ライターさんと一緒に現場へ伺いました。
上の写真は高隈山の森の麓にある夢牧場です。

伺うと最初に頂いたのはお水。高隈山のお水は地元民は汲みに行ったりする
レベルで有名なのですが、地下86mから汲み上げている地下水を惜しげもなく黒豚さんたちも飲んで、浴びています。

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黒豚さんたちは昼間は大枠の野外の中で放し飼いで放牧されていたり
(一番上写真参照)、豚舎もよく皆さんがみる、コンクリートに
狭い柵があって〜の豚舎とはちがい、
自由な放し飼い空間で飼育されています。
床へ敷いている土もこだわり、バイオTY菌を撒くことでの
殺菌や虫を防いだり・臭いなども防ぐ土を使っています。
豚舎行きましたが、想像とは全く違いビックリ。

ここまでしていると、黒豚さんたちが食べている飼料に関してももちろん妥協がなく、
徹底した飼料品質へのこだわり(地元で栽培されている有機作物などや遺伝子組み換えでない作物などの使用)、
そして成長ホルモンや抗生物質を使用しないことを徹底していらっしゃいます。
本当に安心して食べられる上質なお肉であることで、
アトピのためにお肉が食べられないと言った方が食べてもこの黒豚は大丈夫だった
という声を聞くことも多いそう。

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そんなブランドロゴの最終形態はどうなったのか….というとこうなりました。
まずネーミング、前田さんに本当にいい名前をつけてくださいました。
聞いたときドンピシャだな〜と思った徳留です(笑)
「放牧」「自然」「安全」などの言葉をつかわずしてよりナチュラルであることを
表現するために「森の」という言葉を使って名前を構築しています。

そこからくる流れのロゴは豚の身体に森が息づいている、
森の産物が血肉になり形作っているという意味をもたせたロゴとしました。
葉っぱや花・どんぐり・実などで形を作っている豚さんですが、
ざっくりと豚の部位の位置にそれらがある配置になっています。

正直にいうとロゴとネーミングを変えるべきか、変えざるべきか、随分悩みました。
しかし、新しい購買層への発信を考えた際によりこの豚を
知ってもらいたいとした時、今のロゴでは伝わりにくく感じた為
ロゴを変えるべきかなという判断となりました。

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全体のパッケージの印象はこのように変わりました。
一色単に商品ラインナップがある状態だったものをまずは3グループに仕分けました。
精肉商品で一つ・加工肉商品で一つ・おかず肉商品で一つです。
基準のシールデザインは変更せず、カラーリングを変更して差をだしています。
また、加工肉とおかず肉商品では上にネーミングによって名前を別で
切り替えが可能なように展開しています。ナンバリングを降って
三清屋様自身も管理がしやすいような工夫を施してあります。

シールは帯のようなイメージのデザインですね〜
上にイラストを徳留が描きました。
この植物類は高隈山に自生している花であったり、植物であったり、実であったり
を基準として絵を描いています。ロゴと相まって、一気に森感や自然感が
伝わりやすいデザインです。

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商品箱用の帯です。
こちらもパッケージのデザインを併用してのデザイン。
色は3種類ほどご提案しましたが、メリハリのあって、目に飛び込みやすい
グリーンがよいとのご意見でこちらが採用になりました。

sansinya_blog4コンセプトリーフレットとレシピ栞はこんな雰囲気です。
(レシピ栞は次の記事で別途ご紹介します)
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提案2案お出ししたのですが、
自由なレイアウト配置の方をご選択頂きました。A4・4つ折りの蛇腹折りです。
ふんだんに写真を配置して世界観を目の説得力で。
もちろん前田さんの文章の説得力も素晴らしい仕上がりのリーフレットとなりました。

この案件をお受けして何度かお肉を食べさていただく機会に恵まれましたが、
特に特徴的なのが豚の脂身。本当に脂身がサラリとしていてギトギトしない。
びっくりしました。こんなに黒豚を食べていて、
喜んで脂身を食べたくなるお肉まず無いですね。
お肉自体にも臭みがなく、旨味があるとっても上質なお肉〜まず間違いないお肉です。
過去にはフードアクション・ニッポンアワード2015の大賞を受賞している黒豚でもあります。

そんな黒豚が鹿屋にあること、そしてそんな商品に関わることができたこと。
本当に誇りに、そして嬉しく思った次第でした^^

前半は一旦終了〜。
次は新商品のご紹介します!^^

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三清屋さんはネット通販も可能です!
ぜひサイトに足を運んでみてくださいね^^

三清屋
http://sanshinya.jp/

オンラインショップ
http://satsumakurobuta.sanshinya.jp/

ふるさと納税等でも商品ありますので
よければぜひお取り寄せしてみて下さい!

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