こちらは実は去年のお仕事。
2024年11月、リニューアルオープンされましたので解禁しました!^^
鹿児島県鹿屋市にあります、ホテルこばやし様の
CIデザイン担当させていただきました。
去年の8月初旬にお話を頂き、9月の中旬ぐらいにご提案、
11月中旬に納品したような記憶なので、ちょうど1年前ぐらいのお仕事になります。
確か提案3出したと思うのですが、1つは以前のロゴを踏襲した形でのロゴ、
他は踏襲しつつも細身で高さを加えてのちょっと再編を施し直した案でした。
踏襲案の方が決定となりましたが、参考に提示された内容物(上)が全部ちょっとずつロゴが違って面白いな・・・と思いながら制作した記憶があります。
決定案は日本語タイポロゴの主軸は以前使用していたタイポロゴの整え直しをメインとしていますが、ロゴを整える際に重視した点として、平体(幅広)気味のフォントイメージを残しつつ、全体的に角にあたる箇所に丸みを出すよう整えています。
これは今回のホテルリニューアルにあたり、特に力を入れたいと考えている点の一つとして「リカバー」というキーワードがありました。慣れない旅先での身体活動を翌朝には回復させる場としての機能であったり(=大きなベットや身体をほぐすアメニティの導入)、スポーツ合宿などに力を入れる為アスリートたちの身体を回復させるような工夫であったりと、リカバー=回復力を重視するあり方です。
この案は細部に「リカバー」を意識した案を取り入れており、角の丸みは外活動(緊張)の場から内休息の場(緩和=ホテルでの滞在)へシフトする際、身体や心をほぐすイメージとして、力の抜けた印象やリラックスイメージを文字幅広気味に、丸みや柔らかさ・暖かみをフォント角の形状で出しています。
英字ロゴの方は今回のロゴに合わせて作成しています。
(以前のロゴには英字はありませんでした。)
日本語タイポに負けない印象のフォントを作成しています。
こちらはホテル見学の際に垣間見た、駐車場内の柱のラウンド部分の形状などを元に、フォントの端々にその雰囲気の形状をもたせて対応しています。
特徴的なS部分には
①街からの道中のS字坂道のアプローチ
(ホテルこばやし様の立地が坂中にあるところより)
②リカバー時の底から上昇し回復していく様をイメージしており、英字単独タイポロゴだけでも存在感のあるフォントに仕上げています。
全体を通して、ホテルこばやし様のもつ今までの歴史あるロゴを活かしつつ、やわらかさや暖かみなどを助長するようなロゴデザインになるよう、全体を調整しなおしました。
ロゴを使って遊んで見た図です^^
打ち合わせの際に長年ホテルでご使用されていた浴衣の柄の話になったのですが、いまでもその浴衣使用されていて、柄がとっても可愛く….
しかもしっかり自転車のっている点が、今の大隅をちょっと予兆しているような(笑)と思い、浴衣柄のみではなく、ホテルのイメージとして使用してみてはどうですか?とご提案。レトロ感のあるイメージをイラストがさらに助長するような印象です。
2024/11/5先日内覧会に行ってきました^^上記はその様子です。
1Fは以前のイメージから一新!すごく素敵になっていました〜^^
大寺聡さんの絵が飾られるロビーは、大隅の名所の絵が素敵な色合いで表現していて、名所案内代わりにもなりますね^^
個人的には佐多岬の絵の色の出し方がとっても好きでした!
ぜひ遊びに行ってじっくり見てみてくださいね^^
徳留はリニューアルのお祝いに額を作ってお渡ししましたが、とっても喜んでいただけました^^
おそらくホテルのどこかで見かけることができるかも?あったらじっくり見てみてくださいね〜ホテルこばやし様、ご依頼ありがとうございました^^
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ホテルこばやし
所在地: 〒893-0006 鹿児島県鹿屋市向江町4−15
TEL: 0994-44-3711
Homepage:https://hotel-kobayashi.com/